ガラスフィルムについての質問と答え - アムリエ

ガラスフィルムってどんなもの?
ガラスに張るフィルムシートです。 遮熱・省エネ効果や、飛散防止効果を持つ機能性ガラスフィルムのほか、擦りガラス調、ステンドグラス調といった装飾性ガラスフィルムなど、様々なタイプのものをご用意しています。 ぜひ一度、ガラスフィルムの見本帳や最寄ショールームにてご確認ください。
装飾用ガラスフィルム[デザインフィルム]とは?
目隠し効果や光の透過を利用した空間デザインを演出します。高いデザイン性が求められる店舗装飾から住宅のリフォームまで幅広い目的にお使いいただけます。窓やガラスファサード、パーテーションなど多様な用途にもおすすめです。(屋外には必ず外貼り可商品をご利用ください) ボーダーやグラデーション、花柄などのデザインや鮮やかなステンドグラス調もあります。凹凸があり、本物と見違えてしまうものも多くあります
ガラスフィルムはどのような場所に施工できますか?
ガラス面に使用できますが、型板ガラスなどガラス面が平滑でないガラスにつきましては、気泡の残り発生・接着力が劣る為、剥れる可能性があり、お勧めできません。また、ガラスフィルムが熱線カットフィルムになると網入りガラスなど一部の機能性ガラスは熱割れを起こすため、やはりおすすめできません。 ※熱割れ現象:太陽の放射熱によって高温になった窓ガラスの中央部が熱膨張し、サッシによって隠されることで低温のまま維持する窓枠部分の差が、ガラスを引っ張る力となり、その結果割れてしまう現象です。
飛散防止のため、鏡にガラスフィルムを張ることはできますか?
ガラスフィルムは鏡への施工を前提としていません。 鏡にフィルムを貼りますと、鏡本来の反射率や平滑さを損ない、像が歪んで映ったり、曇ってしまうことがあります。また、フィルム四辺の際から剥がれてくる可能性もございます。 確かに、飛散防止効果は期待できますが、鏡本来の機能をある程度損なうことを考慮する必要があります。
ガラスフィルムに外貼り可能商品はありますか?
飛散防止フィルムの一部に、外貼りに対応したものがございます。
防虫効果のあるガラスフィルムについて教えて下さい。
防虫忌避性能のあるガラスフィルムは、昆虫の「走光性」と呼ばれる習性を利用しています。走光性とは、蛍光灯などの光源が放つ紫外線に集まる、昆虫の習性のことです。ガラスフィルムではこの紫外線をカットし、昆虫の飛来を抑えることができます。ただし、全ての虫が「走光性」という習性を持っているわけではなく、これを持たない虫には効果は期待できません。
機能性ガラスフィルムで冷房効果を上げることはできますか?
窓から入る室内への日射を和らげることで、冷房の効率を上げることができます。フィルムを貼った窓ガラスから流入する熱量の割合を「遮蔽係数」で表します。この係数が小さいほど、日射熱をよく遮り、冷房効率を上げるのに効果的ということになります。窓の向きや大きさ、ガラスの厚みなどによっても効果は変わります。
機能性ガラスフィルムで暖房効果を上げることはできますか?
窓から外部に熱が逃げるのを防ぎ、暖房効果を上げることができます。室内外の温度差が1℃ある場合に、1平米あたり1時間で逃げていく熱量を「熱貫流率」で表します。この値が小さいほど逃げる熱量が少なく、暖房効果があるといえます。窓の向きや大きさ、ガラスの厚みなどによっても効果は変わります。
ミラー調のガラスフィルムは夜どうなりますか?
ミラー調の商品は、昼間の日射を反射することで、外から中を見えにくくする効果があります。しかし、夜には室内で電気をつけることにより、外内が逆転し、外から内が見えるようになってしまいます。夜にはカーテンなどで目隠しをしていただくことをおすすめします。
紫外線を防ぐのに効果のある商品はありますか?
カーテンやシェードなどで日差しを遮ることが効果的ですが、太陽の光を取り入れながら、紫外線をさえぎる効果のある商品としては「ガラスフィルム」があります。 その名の通り、ガラスに張るフィルムシートのことで、紫外線カットや飛散防止効果、装飾用など、さまざまな機能をもったものがあり、調度品の退色防止にも効果があります。もちろん、調度品の色あせには可視光線や赤外線など、紫外線以外のさまざまな要因が考えられ、ガラスフィルムのみで必ず退色を防ぐことができるわけではありませんが、紫外線防止効果を大幅に高めることが可能です。
レースカーテンを長持ちさせるにはどうすれば良いですか?
カーテンの寿命は素材やご利用環境にも左右されますが、一般的に、直射日光の当たる所ほど繊維が劣化しやすく、寿命が短くなりがちです。 レースカーテンは、昼間のお部屋の明るさや雰囲気を変えることのできる便利なインテリアアイテム。例えば、夏には遮熱機能を備えたもの、冬にはプリントレースの明るいもの、などというように季節によって使い分ければ、それぞれのレースカーテンを長く使用することができるでしょう。 また、窓にガラスフィルムを貼り、劣化の原因となる紫外線や赤外線を遮ることも、カーテンの長持ちにつながります。
窓 ガラスフィルム 施工上のご注意
・フィルムには内貼り用(室内側施工)と外貼り可能用(屋外使用可能)があります。
・フィルムは大変薄く折れやすいので取り扱いには充分注意してください。
・フィルム施工前にガラス面と枠をきれいに洗浄して、フィルム貼付時にゴミが入らないように注意してください。
・網入りガラスは二重ガラス及び熱源(50℃以上)の近くでは使用しないでください。
・表面に凸凹のあるタイプは製法の都合上、多少細かな気泡が残る場合があります。
 充分かつ丁寧に圧着を行ってください。商品や施工環境によっては、表からは目立ちませんが、
 裏から見ると多少目立つものもありますので、お含みください。
・柄のある商品はフィルムの特性によりリピートに差が生じるため、突き付け貼りの際、柄が完全に合わない
 場合がありますので、あらかじめお含みください。


施工直後(養生期間中)の水残りについて
・施工時の水分が施工直後しばらくガラスとフィルムの間に残る場合があります。
 これにより、小さな水泡が残ったり、フィルム面が曇って見える場合があります。
 これは水分の蒸発とともに無くなりますが、気温が低いときや日陰では蒸発にある程度の日数を要する場合
 があります。但し、フィルムが正しく施工されなかった場合はこの限りではありませんのでお含みください。
窓 ガラスフィルム 施工後のメンテナンスについて
・清掃には柔らかい布またはゴムスキージーなどで水洗いしてください。汚れがひどい場合は、
 市販の中性洗剤(濃度1~2%)をご使用ください。
※アンモニア系洗剤、塩素系洗剤、有機溶剤のご使用は避けてください。
・からぶきは避けてください。細かいキズが付くおそれがあります。
・フィルム表面にステッカーやシール、セロハンテープを貼ったり、マジックなどで書いたりしないでください。
・そのほか、フィルムの表面をキズつけるような行為は避けてください。